【ネオス最前線】
『SMART Message BOT』から広がるAIソリューション
~自動会話システム”Chat BOT”の開発支援プラットフォームを開発・提供~

サービスアウトライン

 

Chat BOTとは、チャットサービス上に入力されたメッセージに対し、自動で所定の回答を行う会話システムのこと。この自動会話システムの開発支援プラットフォームとして【SMART Message BOT】を開発し、法人向けサービスを提供しています。【SMART Message BOT】は、ネオスが提供するビジネスチャット【SMART Message】をはじめ、LINEなどの主要チャットサービスに対応。さらに、既存のサービスや業務システムに応じて個別にカスタマイズすることで、各社独自のChat BOTをワンストップで効率的に開発することが可能になります。

SMART Message BOT チャート図


Key Person
担当者写真①

バリュークリエイション事業部 マネージャー菊地 宏之

大学ではデザインを専攻し、就職後に独立してDTP、ホームページ制作などのデザイン業務に従事。その後、逗子での「海の家」経営を経てネオスに入社。ネオスでは、WEBマーケティングからヘルスケア関連部門を経て、現在、法人向けプロダクトを担当。プライベートでは、これまではよく横浜で飲み歩いていたが、子供が生まれて生活スタイルが一変。早く帰宅するようになり、子供をお風呂に入れることが日課になっている。


 

会話の目的に応えるマッチングAIを先行開発

SMART Message BOT 活用事例【SMART Message BOT 活用事例】

 

 ビジネスチャット【SMART Message】をローンチした2015年以来、チャットサービスの新しい価値としてChat BOTに着目してきました。ただ、競合他社が自分達のチャットサービス上で動くChat BOT用APIの整備に注力していた中で、私たちは他社のチャットサービスとも接続して動作できる、Chat BOTそのものの開発を容易にする仕組みを作れば、より多くの企業のニーズに応えられると考えていました。

 一方で、以前から私たちはAI(人工知能)時代を見すえ、自然言語処理や画像認識など機械学習に関する研究開発を進めてきました。その知見を基に、SNS上などのユーザー情報を実践的に解析できるネオス独自のマッチングAIを先行開発し、Chat BOT開発プラットフォームとしての大きな強み、他社との差別化要素を生み出しています。その差別化要素とは、「スムーズに会話できる」というところに留まらず、「会話してどうしたいのか」という本来の目的のためにAIを活用できること。例えば、天気を聞かれて「雨です」と答えるだけではなく、「東京は晴れですが出張予定先の静岡は降水確率何%なので傘を忘れずに」といったように、ユーザーの行動エリアや時間帯、趣味嗜好など、さまざまなニーズを汲み取って、ひと手間ふた手間加えた返しをどのようにできるか。そうしたコンセプトや技術をコアとして、Chat BOTのサービスを展開しているのです。

 

現実的なソリューション提案もネオスの強み担当者写真②

 

 ネオスの【SMART Message BOT】の特長の一つは、お客さまがChat BOTを導入しようとした時に必須となるプラットフォームをすぐにご利用いただくことができ、そのうえで、お客さまの既存のサービスや業務システムに合わせて個別に処理システムをカスタマイズできることです。

 また、Chat BOTの導入を検討しているお客さまの中には、AIを活用した高度な解析をベースとした自動応答の仕組みを取り入れたいというニーズもあれば、まずはFAQをChat BOTに置き換えるなど必ずしもAIを必要としない規模のニーズもあり、ユースケースもさまざまです。

 そうしたお客さまのニーズに対し、コストや導入期間をふまえて「何ができて何ができないか」「何が適切で何が適切でないか」をよく理解し、AIから既存のITまで適材適所の技術をあてはめて現実的なソリューション提案ができるのもネオスの強みです。AIに関しても、ネオスが持っているマッチングAIに限ることなく、お客さまの要件に応じて最適なAIをインテグレートすることが可能です。一方で、例えばFAQのみの展開であれば、【SMART Message BOT】の基本的な仕組みだけで対応することも可能で、イニシャルコストとランニングコストを抑え、スモールスタートでサービスを開始することができます。

 

さまざまな領域を視野にAIソリューションを推進

 

 機械学習の技術を活用できる領域は、チャットサービスに留まらず、いろいろと広がってきています。例えば、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)という、ワークフローを自動化する取り組みにもChat BOTを活用し、事務などの単純作業の自動化によって業務効率向上を図る動きがあります。担当者写真③

 また、インダストリアルの分野では、製造ライン上などで製品の破損をチェックする際に機械学習を転用することにより、熟練工でないとなかなか見つけられないレベルの破損まで自動的に見つけることができるようになっている他、ITではサーバの障害の予兆を機械学習によって事前に検知することも可能になっています。

 私たちは、【SMARTアドレス帳】や【SMART Message】など、ビジネスコミュニケーションのプロダクト製品も展開しています。その中で、BtoBのお客さまと直にお話し出来る機会が今までよりも格段に多くなり、ワークフローの効率化や機械学習の活用などについて相談をいただくことも増えてきました。こういったさまざまな分野で、【SMART Message BOT】をはじめとする私たちの“AIソリューション”を提供していくチャンスも広がっていく
と思いますので、さらに取り組みを加速させていきます。

 

▼サービスの詳細・お問い合わせはこちらから
SMART Message BOT サービスサイト

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