ネオス、ウルシステムズ、PwCあらた、クラスメソッド
エンタープライズ領域における
AWS活用推進コンソーシアムを設立
JNSホールディングスの子会社であるネオス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:池田 昌史、以下、ネオス)はこのたび、ウルシステムズ株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:漆原茂、以下 ウルシステムズ)、PwCあらた有限責任監査法人(東京都千代田区、代表者:井野 貴章、以下 PwCあらた)、クラスメソッド株式会社(東京都千代田区、代表取締役:横田 聡、以下 クラスメソッド)の3社と共同で、エンタープライズ領域におけるアマゾン ウェブ サービス(AWS)の活用推進を目的としたコンソーシアム【APNセキュリティコンソーシアム・ジャパン】を設立いたしました。
コンソーシアムの設立背景
今日、多くの企業ではデジタルトランスフォーメーションが重要な経営課題となっています。ビジネス環境の変化に柔軟性をもって対応するには、システム開発のスピードアップが欠かせません。こうした要件を満たすため、エンタープライズ領域ではクラウドネイティブなシステム構築が主流となっており、構築において適切なセキュリティ対策をとることは重要な課題ですが、業界標準となる体系化されたガイドラインは存在していませんでした。
クラウドネイティブなシステムでは、開発効率を高めるため多岐にわたるサービスを積極的に利用することから、それぞれのサービスの特性を把握しておかなければ、セキュリティインシデントやサービスレベルの低下を生むリスクがあります。また、IT監査への対応コストも課題です。現在、クラウドを使ったシステムのIT監査に関して知見を持つシステムの設計者は限られていることから、システムリリース後に監査の指摘を受けて改修が発生するケースは珍しくありません。
活動概要と展望
こうした背景を受けて、ネオス、ウルシステムズ、PwCあらた、クラスメソッドの4社がこのたび共同設立した【APNセキュリティコンソーシアム・ジャパン】では、アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社による全面的な協力の下、セキュリティやSLA 、監査の観点を盛り込んだエンタープライズ領域におけるクラウド活用のベストプラクティスをコンソーシアムのスペシャリストメンバーと研鑽するとともに、当社を含む4社を主幹事としてAWSパートナーネットワーク(APN)コンサルティングパートナーであるコンサルティング企業やシステムインテグレータから広く参加を募ります。
そしてコンソーシアム会員同士での事例共有や、共同研究、ガイドライン策定などの活動を通じて、ノウハウを高める活動を推進してまいります。
主な活動内容
●コンソーシアム内での事例共有(成功事例、失敗事例)を通して、クラウド活用におけるセキュリティへの理解を深める。
●会員同士による共同評価/検証および結果を共有し、AWS活用のポイントを技術的な観点から明らかにする。
●クラウドセキュリティ導入・運用の実績を通して、新しい情報部門の役割を議論・検討する。
●クラウドセキュリティ活用について議論、検討する。
●AWSおよびAWSパートナーの新サービスや事例発表を通して、AWS活用セキュリティソリューションへの理解を深める。
●マネジメントからエンジニアまでを対象に、クラウド導入の不安を払拭および、活用を推進するための情報を体系化した各種ガイドラインを執筆する。
ガイドライン構想
セキュリティガイドラインは4つの構成としています。マネジメントとエンジニアのそれぞれでクラウドセキュリティへの認識合わせを可能とし、AWSのホワイトペーパーや様々なナレッジが、どのタイミングでどのように活用すれば適切なのかを体系的にまとめています。
1.クラウド導入の選定および選定を提案するマネジメント向けに、クラウド利用のメリットと考慮すべき事項のガイドライン
2.クラウド利用での検討、事業者選定、導入・運用のプロセスとリスク管理のガイドライン
3.国内・グローバルの公知の基準とも整合したリスクコントロールのガイドライン
4.AWSホワイトペーパーにも準拠した、サービス対策や設計アーキテクチャのガイドライン
【APNセキュリティコンソーシアム・ジャパン】会員資格について
AWS パートナーネットワーク ( APN ) のセレクトティア以上のパートナーであることを条件としております。
ネオスはソリューション事業をはじめとする様々なビジネスシーンでAWSを駆使してきた経験や知見を活かし、本活動に貢献いたします。
<AWSサミットでの発足紹介について>
AWS Summit Online( 2020年9月8日(火) ~ 9月30日(水) )でのクラスメソッド セッション『APN-05 クラスメソッドも参加する、APN Security Consortium Japan の発足と今後の取り組みについて』にて、本コンソーシアムの発足を紹介しております。
アマゾン ウェブ サービス(AWS)
https://aws.amazon.com/jp/
AWSパートナーネットワーク(APN)
https://aws.amazon.com/jp/partners/
AWS Summit Online
https://aws.amazon.com/jp/summits/2020/
▼お問い合わせはこちら
ネオス問い合わせフォームへ
<JNSホールディングスについて>
【商 号】JNSホールディングス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【U R L】https://www.jns.inc
【代表者】池田 昌史
【グループ事業内容】
◆DXソリューション事業
ハード・ソフト・コンテンツによるトータルソリューションで社会におけるあらゆるDX化を支援
◆X-Techサービス事業
教育・健康・金融・コミュニケーションなどデジタル技術による新たなICTサービスを提供
<ネオスについて>
【商 号】ネオス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【U R L】https://www.neoscorp.jp
【設 立】2004年4月
【代表者】池田 昌史
【事業内容】
情報通信サービスおよびコンテンツ、ソフトウェア開発
※記載されている社名、製品名、ブランド名、サービス名は、すべて各社の商標または登録商標です。
※アマゾン ウェブ サービス、Amazon Web Services、およびAWSは、米国および/またはその他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。