ネオス、【OfficeBot】をフルリニューアルし
RAG性能を大幅に強化
インフラ環境をMicrosoft Azureへ完全移行、新たにAzure AI Searchを採用
ネオスはこの度、AIチャットボット【OfficeBot】において、インフラ環境をMicrosoft Azureに完全移行し、情報取得プラットフォーム「Azure AI Search」連携を含む全面的なサービスリニューアルを行いました。
【OfficeBot】は2016年の提供開始以来、自然言語処理技術を活用した問い合わせ対応を効率化するAIアシスタントサービスとして企業や自治体に広く導入されてきました。昨年3月には日本国内でいち早くRetrieval Augmented Generation(RAG)※1に対応、同年6月には大規模言語モデルである「Azure OpenAI Service」とも連携し、効率的な運用と高い回答精度により、組織の問い合わせ対応やナレッジマネジメントを支援しています。
そしてこの度、従来の「Azure OpenAI Service」に加え、RAGの性能を飛躍的に向上させる検索システムとして「Azure AI Search」を新たに採用。さらにアプリケーションやデータベースに至るまで、インフラ環境をMicrosoft Azureに完全移行し、フルリニューアル版としての提供を開始いたしました。
リニューアルの概要
【OfficeBot】は、FAQ・マニュアル・規定など組織内に蓄積されたドキュメントから必要な情報を迅速に抽出し、質問に対する答えを提供することが可能です。リニューアルでは、豊富な導入実績とユースケースから導き出された、RAGの精度向上における実践的なベストプラクティスが反映されており、最先端の検索アルゴリズムと対話プロンプト技術を駆使し、ユーザーが求める情報へと直感的に導くことで高度な問い合わせ対応と情報管理を実現します。
●「Azure AI Search」により検索・回答精度が飛躍的に向上
ユーザーの検索意図を正しく理解し、情報を提示することができる高度な検索アルゴリズムを有する「Azure AI Search」と連携することで検索・回答パフォーマンスを向上
●独自のチューニングにより回答到達率を大幅に底上げ
研究・検証を重ねて考案した独自のプロンプト※2調整により、回答に至るプロセスの最適化や、ユーザーのリテラシーに左右されない使用感を実現し、回答到達率を向上
●リーズナブルな料金体系
導入後3ヶ月間は特別価格の適用により初期導入コストを大幅に削減、より手軽に最先端の生成AIを活用したDXや業務効率の向上、情報検索の効率化、属人化の解消など、多岐にわたる課題解決を実現
※1 Retrieval Augmented Generation(RAG): 生成AIに外部ソースなど独自の情報源を付与することで回答精度を向上させる仕組み
※2 プロンプト : ユーザーがコンピューターシステムに対して特定の要求、指示、質問、またはコマンドを表現するための文章や言葉
この度のリニューアルに際し、日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 コーポレートソリューション事業本部長 兼 デジタルセールス事業本部長 小林治郎様よりコメントを頂いております。
日本マイクロソフトは、ネオス株式会社によるAIチャットボット【OfficeBot】のサービス全面リニューアルを歓迎します。このリニューアルにより、「Azure OpenAI Service」との連携に加えて、さらに「Azure AI Search」の採用とAzureへのインフラ環境の完全移行により、検索と回答の精度が飛躍的に向上しました。ネオス株式会社様によるこれらの革新的な取り組みは、組織内のドキュメントから必要な情報を迅速に抽出し、質問に対する答えを提供することで、企業や自治体の情報管理と問い合わせ対応の効率化に大きく寄与しています。 日本マイクロソフトは今後もネオス株式会社様とともに、AIのテクノロジーを駆使したプロダクト・サービスを提供し、日本企業のDX推進に貢献できるような取り組みを進めてまいります。 日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 コーポレートソリューション事業本部長 兼 デジタルセールス事業本部長 小林治郎 |
ネオスは今後も【OfficeBot】の提供を通じて、DX時代に相応しい革新的な組織運営をサポートしてまいります。
AI関連事業のご紹介 AIソリューション【AIdea Suite】
ネオスでは、チャットボット事業を通じて培ってきたAI領域の知見や技術を活かすことにより、セキュアかつ法人・自治体向けにカスタマイズしたAIチャット環境をスピーディーに構築・提供するソリューションとして【AIdea Suite】を展開しています。
業務DXや新規サービスの創出など、企画検討段階から最適な活用提案を行うことにより、ビジネスにおけるGPTモデルを活用したソリューションの導入・活用を幅広く支援いたします。
● Azure Open AI Serviceと連携
入力した内容やデータが言語モデル学習に利用されない「セキュアな環境」でGPT活用ソリューションをご利用いただけます
● 独自のプロンプト設定
質問入力のサポートや、回答の書式変更、キャラクターが話しているようなトーンに調整するなど、サービスや用途に応じて柔軟にプロンプト※2を設定することが可能です
● GPT 3.5-Turbo/GPT-4-Turbo(Preview)が選択可能
環境構築時にGPT-3.5-TurboとGPT-4-Turbo(Preview)のGPTモデルを、ユーザーが任意で選択することが可能です
● WEB検索結果や組織固有データから回答
最新のWeb情報を参照して回答が可能です。また、Excel/Word/PPT/PDF/CSVなど組織固有の情報も検索対象として登録できます
【AIdea Suite】お問い合わせはこちらhttps://www.neoscorp.jp/inquiry/
※ネオスHPのお問い合わせフォームへ移動します
<テクミラホールディングスについて>
【商 号】テクミラホールディングス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【上場市場】東京証券取引所 スタンダード市場 (証券コード:3627)
【代表者】池田 昌史
【U R L】https://www.tecmira.com
【グループ事業内容】
◆ライフデザイン事業
知育・教育、健康、FinTech、キャラクター等におけるデジタルテクノロジーを活用したサービスとソリューションを提供
◆AI&クラウド事業
AIチャットボットやクラウドアドレス帳サービスなどの SaaS や AWS 等を活用した Techソリューションを提供
◆コネクテッド事業
通信デバイスの開発・製造や関連したプラットフォーム・アプリの開発を通じて、モノとインターネットを融合した価値を提供
<ネオスについて>
【商 号】ネオス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【U R L】https://www.neoscorp.jp
【代表者】池田 昌史
【事業内容】情報通信サービスおよびソフトウェア、コンテンツ開発
※記載されている社名、製品名、ブランド名、サービス名は、すべて各社の商標または登録商標です。
※Microsoft、Azure は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。